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寿司屋の後輩で、がっくんというのがいて、それはもう良くできた六つしたの男なのだ。剣道二段。
そんな後輩に 「PSPのモンハン一緒にやらん?」とかる〜くいってみた。 誘ってみた。 モンハンをやったら生活がどう楽しくなるか、の説明も交えながらも、あくまで口調は、かる〜く。 そのときは本気で一緒にモンハンをしたいと思ってたかもしれないし、気まぐれによる言葉だったかも、しれない。僕も自身のそのときの心境をよく覚えてはいない。 翌日、僕が寝不足で目にクマを作って出勤すると、 「ゲームのやりすぎじゃないっすか?久富さん」 とがっくん。 「なにを!?」といきまいて彼をふりかえると、やけにニヤニヤしている。 「買いやがったな!こいつ」 一口にゲームといっても、一通りそろえようと思えば ウン万の昨今。 ある程度を悟った僕は、彼の財布がすごく心配になって、ただ「大丈夫だった?」ときいてみた。 すると彼は屈託ない笑顔で「彼女にマジギレされました」と。 ごめんね、がっくん。 悪いのは、君より六つも年上のいい大人なのです。 そして、なによりごめんね、かおりちゃん。 君の彼氏をそそのかしたのはやはり、君より六つも年上のいい大人なのです。 |